学生時代に〇〇を頑張ったというだけの自己PR文

自己PRで多いのは、「〇〇時代、〇〇部に所属しており、つらい練習に耐え、県大会で優勝し、努力することの大切さを覚えました。」という文章です。

一見、一所懸命頑張った気持ちはわかるのですが、その経験が会社でどう生かせるかが全く分かりません。自己PRで書くべき内容の基本は、自分の強みや経験、努力したことなどと、会社が望む能力が一致する点です。

頑張ったことをひたすら書かれても、人事担当者には何も響きません。この手の自己PRはうんざりするくらい提出されますが、たとえエントリーシートを通過しても、このような自己PRを書く人は、やはり面接でも頑張った内容をひたすら訴えるだけです。

ほとんどエントリーシートで落とされるか、一次試験止まり。中には人手不足のブラック企業には内定するでしょうが、普通の企業ではまず相手にされません。

ではどうすればよいか。まず、自分の自己PR文をみて、「そこから得られたものは何か」を考えます。例えばスポーツで得られた経験が、「努力することの大切さ」だとします。

では次に、努力することの大切さが、受験しようとする会社や職種にどう役に立つかを考えます。ここが重要です。

ある意味で境目です。例えば就こうとする職種が営業職の場合、「この経験をもとに、私はこつこつとお客様を回り、営業成績に繋げていきます。」とまで入れると、人事は反応してくれます。

ここまで書けていれば、「可能性があるかな?一度会ってみようか」ということになります。さらに、「この経験は御社の○○という経営方針にも役立てると思います。」などと書いて、その会社の経営理念や、求める人物像に即していた場合、人事担当者は「この学生は必ず会わなくてはならない」と思うわけです。

具体的には、A3縦用紙くらいの紙の左半分に①自分の主張したいこととそれによって得られたことを箇条書きで書き出す。

その右半分に②その会社が求めている人物像、経営理念を書き出します。ここまでは決して文章を書かず、キーワードくらいの簡単な単語で書き出すことが重要です。

すべてを書き尽くした後で、用紙の左右を見比べて、共通点や関係する点を探していきましょう。もし共通点があれば、自分を活かせる会社であることが分かりますし、共通点や関係性が見いだせなかったら、自分にとって受ける意味のない会社です。

その関係性が見い出せたら、初めて文章を書いていきます。ここまでの組み立てが出来ていれば、その後は見違えるような生きた自己PRになっているはずです。

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